2025/06/17 顧問・企業法務
「“無料で始められる”と思ったのに… SNS代行業者から月20万円の請求!?」 ―― ホームページ制作・SNS運用代行トラブル、増えていませんか ――
最近、中小企業の間で増えているのが、「Web集客支援業者」との契約トラブルです。
「無料で始められる」「初期費用0円」「とりあえずやってみましょう」といった誘い文句で契約を促し、 気づけば月額20万円以上の支払いが発生していたり、 解約しようとしたら違約金を請求されたりするなどの事例が多く寄せられています。
当事務所にも、「これって法的に払わなきゃいけないの?」「この契約、無効にできないの?」といったご相談が毎月のようにあります。
本ページでは、こうしたSNS代行業者・HP制作会社との典型的なトラブルと、企業側が取りうる対応策について、弁護士の視点から解説いたします。
「無料で始められる」「お試しだけ」── その営業、本当に大丈夫?
最近の傾向として、SNS代行業者やホームページ制作会社の営業手法が巧妙化しています。 一見すると丁寧で親切な営業担当者が、「今なら無料」「初月はタダです」「成果が出なければいつでもやめられます」などと説明し、 中小企業の経営者が安心して申込んでしまうケースが多発しています。
しかし、実際には ・無料期間終了後に自動で有料契約に移行 ・「初期費用無料」と言いながら、月額運用費が高額 ・契約期間が6か月〜12か月と定められ、途中解約で違約金発生 といった、非常に不利な契約内容が隠れている場合もあります。
営業担当者の話を信じて申込書やメールのURLをクリックしてしまい、「それが契約だった」と主張されることもあります。
契約書にサインしてしまった…でもあきらめる必要はありません
「契約書にサインしてしまったから、もうどうしようもない」と諦める企業様も多いのですが、 実は必ずしも支払い義務が発生するわけではありません。
たとえば、 ・営業担当者が虚偽または不十分な説明をしていた ・申込方法が曖昧で、契約が成立したと言い切れない ・内容が一方的に業者に有利で、公序良俗や信義則に反する といった事情がある場合、法的に争う余地があることもあります。
また、業者側も訴訟までは望まず、弁護士からの通知や交渉で減額や解約に応じる例も少なくありません。
トラブルになったときの対応ポイント
SNS代行やWeb制作トラブルが起きた場合、次のような対応が重要です:
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支払前に弁護士に相談する:特に請求書が届いた段階では、支払い前に法的観点からの検討が必要です。
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記録を残す:契約までの経緯や営業担当者の説明内容(録音・メール・LINE等)を保管しておきましょう。
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一人で交渉しない:感情的な対応は逆効果です。弁護士が間に入ることで、交渉力が大きく変わります。
当事務所の対応体制──仮顧問契約での対応も可能です
当事務所では、このようなSNS代行・HP制作に関するトラブルについて、 「初回相談無料」で対応しております。
また、ご希望の方には以下のような 仮顧問契約(3ヶ月・55,000円税込) もご案内しております:
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相手方との通知書作成・交渉対応
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契約書・利用規約のチェック
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顧問弁護士としての事業者名義対応
特に、Web集客の仕組みに不慣れな企業様にとって、 “法務の盾”となる弁護士の存在は、精神的にも大きな支えになるはずです。
「泣き寝入りするしかないのか…」と思ったら、まずはご相談を
SNS代行やHP制作業者とのトラブルは、法的には微妙なラインであっても、 実務的には「泣き寝入りしないための一手」が打てる場合があります。
相手が訴訟を起こす可能性は低く、むしろ冷静に対応することで事態を収束できるケースが多いのです。
「このままでは納得できない」「でもどうしていいか分からない」 そう感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
【お問い合わせはこちら】
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初回相談:無料(電話・メール・Zoom面談対応)
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仮顧問契約:3ヶ月 55,000円(税込)※長期の顧問契約ではなく、まずは“短期間の相談先”としてご利用ください。
通知文作成、契約書確認、交渉対応など
お電話またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
ご相談内容は守秘義務により厳重に管理されますので、ご安心ください。